「私と金バッヂ」 その2:大山氏の場合
私が北朝鮮の金日成バッジと言う物に興味を惹かれたのは元々中国の毛沢東バッジ等をある程度収集していた為でした。共産圏は元々様々な種類のバッジを作ることが多く、また中国の文化大革命の影響を受けた国に指導者の顔をデザインしたバッジがあると言う事は以前から知っていたのですが特に北朝鮮と言う独特の雰囲気を放つ国の金日成バッジには特に惹かれるものがありました。正直レアな毛沢東バッジよりも欲しいと思っていた時期もありました。
私がはじめて金日成バッジを手にしたのは1999年の事です。それまで私は各所で金日成バッジを探していたのですがなかなか見つからず、ふと友人から聞いた都内某所の某専門店の話を思い出し、そこに行けば恐らくは置いてあるのではなかろうかと思いそこへ向かいました。そこに入りしばらく店の中を捜した後店主の方に話をかけて見た所なんとあると言うので、金日成バッジを見せてもらいました。箱の中に綺麗に並べられ、赤色に光るバッジに私はすっかり見とれてしまいました。金日成バッジは毛沢東バッジと比べると全然作りが異なっていて、また当初金日成バッジはピンズのような作りかと思っていたのですが、毛沢東バッジでもあまり見た事ない作りだったので不思議な気持ちでした。私が最初に購入したのは正方形の小さい工作船から出てきた物と同じバッジでした(注:画像)。
それから私は何種類か集め金正日バッジや党旗バッジ等全部で10個ぐらい集めました。また金日成バッジ以外にも勲章等も少し手に入れるようになりました。
文章に纏まりがありませんが、最後に私が北朝鮮の物を手に入れて気づいた事は北朝鮮という国は中国とソ連と言う影響力の強い大国の長年の対立の中で中立を保ち、また両方のイデオロギーを入れて混ぜ合わせ独自のものにしてきた国なのだなと言う事。
それでもやはりいまだ指導者のバッジを作っている辺り、ある意味怖い国ですね。
埼玉県革命委員会のコメント:
投稿第1号です。ありがとうございます。
未知の方ながら、コレクションの経緯や動機など、非常に私によく似ていて、正直少し驚いたほどです(当委員会は中国文化大革命の研究・関連物の収集をメインとしています)。
軍事・政治的強大国である中ソの谷間で、北朝鮮がその影響を受けつつ、みずからの文化の中で消化していった様子に関心をお持ちの点など、いちいち共感してしまいます。
また、初めて実物を見たときの興奮も、私も経験があるだけに、ものすごくよく分かります。興味深い情報がありましたら、またぜひお寄せください。