番外:祝!恵谷治氏、海上保安庁「政策アドバイザー」内定
本サイト(ホントはバッヂ専門サイトなのだが)でも、なぜかたびたびご登場いただいているジャーナリスト恵谷治氏が、このたび海上保安庁の「政策アドバイザー」に内定したという!
おめでとうございます!この情報を知った時は、本当にうれしかったですね(笑)。ファンなものですから・・・
ところで、「海上保安庁の政策アドバイザー」とはいかなるものか。毎日新聞(2002年12月25日)によると、
「海上保安庁は来年1月から、委嘱した有識者や学識者から業務内容などについての意見を聞く「政策アドバイザー」制度を創設する。既に首都圏在住の約50人に就任を依頼しており、外部の意見を日常業務に取り込むことで、国民の意識に根ざした活動につなげたい考えだ。」
なのだそうで、記事はメンバーも紹介している。
「内定しているアドバイザーは、▽学識者の土本武司・筑波大名誉教授、志方俊之・帝京大教授▽評論家の佐々淳行氏、江畑謙介氏▽ジャーナリストの恵谷治氏、大谷昭宏氏、元毎日新聞論説委員の仮野忠男氏▽博報堂特別顧問の岡崎久彦氏、連合の高木剛副会長――ら。治安問題の専門家だけでなく、作家や財界人など、偏らない人選を目指した。委嘱期間は2年で、手当は支給せず、ボランティアで参加してもらう。名前は原則的に公表する。」
具体的活動としては、「海域を巡る治安問題や海難救助活動、大陸棚問題や日本海呼称問題など、さまざまな話題について、意見交換会やアンケートなどで自由に意見を述べてもらう。」とのことだ。
この時期になって、海上保安庁がこういうモノを作ろうとするのは、昨年以来急浮上した北朝鮮問題への対応強化策のひとつに他ならない。どうやら海上保安庁は北朝鮮情報に全くうといフシがうかがえるのだ。昨年、海底から引き上げられた不審船内から金日成バッジが発見されたとき、同庁は「所有者の身分の特定を進める」などというコメントを発表したことがある(詳しくはこちらを参照してください)。あれって結局どうなってんだろうか?所有者の身分は特定できたのでしょうか?結果が気になるなあ。
ともあれ、危機管理屋さんやミリタリー屋さんの大物がメンバーとして名を連ねていることからも北朝鮮対策強化の意図は明らかだ。恵谷治氏も、北朝鮮情報通のジャーナリストとして選ばれたにちがいない。このアドバイザーが、どの程度政策決定に関われるのかはまったくわからないが(往々にして行政側の自己満足に終わってしまい、何のために作られたのかよくわからないケースも多い)、豪華メンバーの顔ぶれをみるとそこそこの影響は持つんじゃないかという期待を抱かせる。まあ実際どうなるかわからないけど。
恵谷治ファンの私としては、この情報をもっと早くキャッチしてサイトにいち早く祝報を掲載したかったものである。残念。
おおむね平和な年明けを向けた日本の2003年。
だが、世界中はまだまだ危険な不安定要因を抱えている。ひょっとすると、これは嵐の前の静けさではあるまいか。
拉致被害者の日本滞留は決定したものの、本質的解決にはほど遠いまま状況は膠着し、解決の糸口すら、全く見えない(2003年1月5日現在)。
国際的に見れば、日本人拉致事件どころの騒ぎではない、というのが実態であろう。核開発問題を巡って北朝鮮は態度を急速に硬化させており、アメリカとの罵り合いはいっそう激化するばかり。なんだか日本の存在など一気にかすんでしまった。
さらに、アメリカ対イラクの情勢も一触即発状態となっており、恵谷氏らアジア・中東危険情報屋さんの活躍の場は不足しないようだ。
新刊の出版も楽しみにしてますんで・・・。でも、最近えげつない北朝鮮実態暴露本が雨後の竹の子のごとく続々と登場してるので、今さらちょっとばかりの情報じゃ誰も振り向かないだろうから、より過激で刺激的なヤツじゃないとダメかもね。
ま、そんなことは私の心配することじゃないな。むしろそれこそが危険情報屋さんのお手の物。ともあれ、今年のご活躍をお祈りいたします。
(2003年1月5日)