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| 06 | 07 | 08 |
![]() 参考:従来のタイプ |
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| 最近制作されたと思われる金日成バッヂ3種。私は今年になって初めて存在を確認した。ごく最近のタイプということができる。 注目すべきは、1994年7月に死去した北朝鮮の前指導者の肖像バッヂが最近になってもいまだに作られているということだ。 単に従来どおりに作られ続けているだけではない。モデルチェンジすらなされているのである。 念のため書き添えておくと、これらのバッヂを詳細にチェックしたところ、素材・ツクリともにフェイクの疑いは全くない。 金正日体制が発足して10年近く経とうとしているが(2003年7月現在)、いまでも建国の父・金日成の威光は衰えるところを知らないようだ。あるいは、金正日政権は、その政権能力によってというより、父子の絆により政治的正当性を保証されていると見るべきであろうか。 さて、バッヂ本体を詳細に検証してみよう。 3つとも肖像はまったく同じものである。表情、髪型ともに同じ。ニコヤカに歯を見せ、やや首を傾け、正面よりやや向かって左を向いている。肖像自体は晩年のもので(それでもシワやシミはきれいに除去されている)、優しく親しげな印象を与える。これに比べると、参考に示した従来の党旗バッヂの肖像は壮年期のもので、キリッと口を引き締め、前方を見据え、意志の強そうな感じである。 07は背広姿、08は同じ背広姿ながら白抜き円がないタイプ。09は元帥服タイプ。 よくよく見ると、顔の大きさが微妙に異なる。08がもっとも顔がアップになっており、07はそれよりやや小さい(画像に入っているネクタイの長さが異なる)。バッジ左上に金色で描かれた党徽の大きさ、太さは微妙に異なっている。メッキの色も微妙に異なる。 とりわけ異彩を放つのが08の白抜き円のない、全面赤色のバッジで、なんとなくゴージャスな印象である。他のバッヂを見てもわかるとおり、背景が赤いバッヂの場合、肖像部は必ず白い背景を持っているのだが、このバッヂに限っては例外である。従来なかった新しいパターンが出現したといえるかもしれない。 実は、旗形の台の型は、制作期の違いによるものか、同じに見えて微妙な違いが見られる。そのことについてはまた改めて論じてみたいと思う。 |
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