01 01 裏面(左:刻印のないもの 右:ナンバー(「12」)が刻印されたもの)
最もポピュラーなタイプの金日成バッヂ。
約26×24mm。
下に描かれているのは北朝鮮の国花「モクレン」である。
このタイプのバッヂには、裏面にナンバーが刻印されているものが確認されている(右側)。
刻印のあるものの方がより初期のタイプと思われるが、詳細は不明である。
また、これ以外の型のバッヂでは、ナンバーの入っているものは知られていない。
これは同志からの提供された画像である。
「410」の数字がハッキリと確認できる。
当委員会では2桁のナンバーしか確認できていなかったが、3桁の数字を初めて確認することができた。

(佐藤同志提供)


「丸葉」型 「尖葉」型
なお、このバッヂの下部を飾るモクレンの形には、金型の違いに由来するマイナーな別種が存在する。
よく見ると、左のバッヂでは、モクレンの葉は全体的に丸味を帯びているのに比べ、右のバッヂではモクレンの葉がより尖った形をしている。
また、右の方が葉脈もよりハッキリと表現されている。ここでは、便宜的にそれぞれを「丸葉型」「尖葉型」と呼ぶことにする。
メジャーなバッヂだけに、こういった細かな違いについては、この他にもいろいろな型が存在すると考えられる。
なお、色の違いはメッキ素材の違いによる(地金はアルミ合金)。

金日成バッヂ、といえばこの型を連想するほどよく知られたタイプであるが、現行のアルミ製金バッヂの中では、どちらかといえば古いタイプに属するといえよう。
余談ながら、このタイプはポピュラーなだけに、数多くのニセモノが出回っている。ニセモノはおそらく中国製と思われるが、一見似ているものの、よく見れば違う点も多く、一度本物を見たことのある人ならまず引っかかることはあるまいと思われる。
まあ、たとえニセモノに引っかかったところで被害額は知れているので(たぶん)、金日成バッヂに興味のある人は失敗を恐れずチャレンジして欲しいものだ。